割れた窓ガラスの交換にかかる費用は、交換するガラスの大きさ、厚さ、種類などによっても大きく変わってきます。
ガラス交換費用には相場があって、一般的なフロートガラスであれば厚さ3mmの場合、1�uあたりの単価は6,000円〜となっていて、2枚のガラスの間に空気の層がある複層ガラスだと2万円を超える価格となっています。
インターネットで窓ガラスを安く交換してくれる業者を探していると、3,000円〜などの価格表示を目にすることもありますが、このような表示をしている業者には注意が必要です。その理由は、その価格は工賃のみの価格かもしれないからです。
一般的なガラス交換費用には、手間賃の他にもガラス代と副資材費（シリコンなどの消耗品）が含まれています。
工賃のみの表示を行うこと自体に問題はなく、利用者がその金額を鵜呑みにして依頼してしまうと、ガラス代や副資材費も加えた高額な金額を請求されてトラブルに発展する恐れもあります。そのため、ガラスの交換を依頼する前には、必ず料金の内訳と総額を確認してください。
ガラスの交換費用を安くしたいなら、1社に絞らないで複数の業者から相見積りをとる方法が効果的ですが、ガラス交換を無料にできる方法もあります。それは火災保険を利用する方法です。
持ち家がある方の多くは火災保険に加入していると思います。ほとんどの火災保険でガラスの破損は補償内容に含まれているため、交換にかかる費用を保険金でまかなえる可能性が高いです。
自己負担額を0円で契約していた場合は、全額返金されることになるため、実質無料でガラスの交換ができることになります。
火災保険を利用するには、火災や台風などの災害時でないといけないと考える方も多いようです。しかし、ガラス交換に関しては、故意にガラスを割ったり、経年劣化が原因でガラスが割れたりした場合以外には基本的に適用されるようになっています。